遺伝子レベルでの病原微生物の有無

試験方法: LAMP法

LAMP法のLAMPとは:
Loop-Mediated Isothermal Amplificationの略であり、栄研化学株式会社が独自に開発した遺伝子増幅法です。

LAMP法は標的遺伝子の増幅反応をおこない、同時に増幅副産物を吸光度計を用いて測定する方法です。食安監発第1102006号(平成18年11月2日)で通知法に収載された腸管出血性大腸菌の他、ベロ毒素型別・サルモネラ・レジオネラ属菌・リステリア・カンピロバクターなどの病原菌の有無を調べます。

クレーム品などの検査結果は1日でも早く知りたいものです。LAMP法は遺伝子レベルの検査のため、従来の公定法に比べ検体受領日の2日後に報告が可能な迅速な方法です。

迅速で高い特異性を有する方法ですので、病原菌のスクリーニング検査としてお役立て下さい。

ページトップへ