APMUとしての活動

WADA認定ラボラトリー APMUとしての活動

従来の検体分析によるドーピング禁止物質の検出に加えて、同一アスリートから継続的に検体を採取、分析し、その分析データの推移を解析することによって、アンチドーピング規則違反を発見するAthlete Biological Passport(ABP)の運用が世界的に本格化、主流化してきています。

ABPにはHematological PassportとSteroidal Passportがあり、それぞれのデータ解析には医学的、化学的、そしてアンチドーピングに関する高度な知識が求められます。そのため、アンチドーピング機関がABPプログラムを運用するためにはそれらのExpertと管理スタッフから構成されたAthlete Passport Management Unit(APMU)を自らの組織内部で構成するか、WADA認定ラボラトリーにおいて組織されたAPMUとの契約を締結し、連携を取って検査プログラムを検討する必要があります。

LSIメディエンス アンチドーピングラボラトリーはWADA Technical Document on Athlete Passport Management Unit (APMU) Requirements and Proceduresの要求事項を満たし、WADAより承認を受けたAPMUを組織し、複数のアンチドーピング機関と契約を取り交わしています。分析データはAnti-Doping Administration & Management System(ADAMS)と呼ばれるシステムを介し、閲覧権限の設定などの厳密な管理により、アスリートのプライバシーが守られた状態で共有されます。LSIメディエンスアンチドーピングラボラトリーは日々更新される分析データを解析しABPプログラムの効果的、効率的な運用に寄与しています。

WADA認定分析機関に設置されているAPMU一覧

最新のWADA認定APMU一覧はWADAホームページよりご確認いただけます。

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