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ペントラキシン3 (Pentraxin 3: PTX3)

ペントラキシン3(PTX3)は体内の炎症により産生される炎症性蛋白の一つである。炎症マーカーとしては古くからCRP(C反応性タンパク)がよく知られているが、CRPもPTX3と同じPentraxin super familyに属し、CRPはShort Pentraxin、PTX3はLong Pentraxinに分類される。これらの共通点はC-末端Pentraxinドメインを持つことであり、相違点は、Long PentraxinはUnrelated Long N-末端ドメインを持つことにある。

PTX3はリポ多糖体(LPS)やインターロイキン-1(IL-1)、TNF-αなどの炎症シグナルに反応して血管内皮細胞や血管平滑筋細胞などから産生されるため、主にIL-6の刺激により肝臓で産生されるCRPと比べ、より鋭敏に血管局所の炎症を反映すると考えられている。

正常な状態でのPTX-3血中濃度は極めて低い。しかし炎症が起こるとその度合いに応じ急激に上昇し、炎症性疾患の重症度判定や治療予後の予測などに有用という報告がされている。

また、PTX3は急性心筋梗塞の前段階である不安定狭心症で高値になるとの報告もあり大きな注目を集めている。



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