遺伝子・染色体検査

12染色体(12トリソミー)

慢性リンパ性白血病(B-CLL)で高頻度に認められる12番染色体の数的異常をFISH法により検出します。

[検査の適応]

B細胞性慢性リンパ性白血病(B-CLL)

[検査法]

FISH法

検査材料 必要量 保存条件 所要日数
ヘパリン加血液 3ml 冷室温
(4〜20℃)
5〜7日
骨髄液 0.5ml
その他
(リンパ節、胸水、腹水、組織、カルノア固定液等の材料)
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■臨床的意義

慢性リンパ性白血病(B-CLL)症例の約55%に数的異常が存在するとされており、とりわけ12トリソミーは最も高い頻度で認められます。
12トリソミーは一般的な細胞異常を示すB-CLL症例の30%に存在し、予後に関係すると考えられています。
本検査では、12番染色体のセントロメア・プローブを使用し、間期核細胞において12トリソミー細胞を迅速かつ高感度に検出することが可能です。

[解析例]


正常細胞では黄色のD12Z3 probeシグナルが2個検出されますが、12トリソミー細胞では黄色のD12Z3 probeシグナルが3個検出されます。
(写真:正常細胞)

■参考文献

Escudier, S. et al. : Blood 81 : 2702-2707, 1993.



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