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インターロイキン-12(Interleukin-12:IL-12)

インターロイキン-12(IL-12)は、当初"NK細胞刺激因子"の名称で報告されたように、NK細胞に対する著明な活性化作用を特徴とするサイトカインである。IL-12は、75kDaの糖蛋白で、互いに相同性のない2つのサブユニットがS-S結合して構成された二量体として生物活性を発揮する。因みに両サブユニットの一次構造を解析した結果によれば、低分子サブユニット(p35)はIL-6やG-CSFに、高分子サブユニット(p40)はIL-6レセプターの細胞外ドメインに相同性を有しており、IL-12が"サイトカイン/可溶性レセプター複合体"に由来する可能性が示唆されている。

IL-12はB細胞および単球系細胞より産生され、T細胞やNK細胞に対して細胞増殖の促進、細胞傷害活性誘導、IFN-γ産生誘導、LAK細胞誘導などの作用を示す。こうした細胞性免疫機能への役割から、IL-12には感染防御や抗癌療法、免疫不全症の改善における臨床応用が期待されている。例えば、HIV感染患者の末梢血リンパ球におけるIL-12産生、IFN-γ産生あるいはNK細胞活性はいずれも有意に低下しているが、IL-12の投与によってこれらを健常者と同程度までに増強することが可能であるという。



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