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インターロイキン-10(Interleukin-10:IL-10)

インターロイキン-10(IL-10)は、主に2型ヘルパーT細胞(Th2)より産生されるサイトカインであり、活性化B細胞、単球、肥満細胞あるいは角化細胞からも産生される。その生物活性は多岐にわたるが、他のサイトカインと際立って異なる特徴は"抑制性活性"が中心となっていることにある。即ち、IL-10は主に単球系細胞に作用して炎症性サイトカインの産生を始めとする免疫機能を抑制性に制御する他、リンパ球に対しても単球系細胞を介して間接的に抑制作用を示す。

IL-10の抑制性サイトカインとしての性格は、疾患との関連においても極めて注目されている。炎症性疾患では潰瘍性大腸炎、Crohn病、敗血症、脳性マラリアなどにIL-10の血清中濃度が低下していたとの報告がある。他方、IL-10には活性化B細胞に対する免疫グロブリン産生誘導作用が知られており、活動期SLEにおける血清IL-10上昇との関連が示唆される。全身性自己免疫疾患の中でも強皮症の血清IL-10は有意に低値であるという。



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