診断検査

研究検査

6-チオグアニンヌクレオチド(6-Thioguanine Nucleotide(s))

6-チオグアニンヌクレオチド(6-TGN)は、6-メルカプトプリン(6-MP)やアザチオプリン(AZA)の代謝物である。6-MPは抗腫瘍剤として白血病などの治療に用いられ、その誘導体であるAZAは臓器移植時の拒絶反応抑制やクローン病治療などに使用される免疫抑制剤である。AZAは、それ自体ほとんど活性を持たないプロドラッグで、体内で代謝を受け、尿中に排泄されるが、細胞内に取り込まれた6-MPは酵素により6-TGNに代謝される。活性代謝物である6-TGNは核酸アナログとして作用し強い毒性を有するため、過剰投与を行うと頭髪の脱毛や肝機能障害などの副作用を発現する。また6-TGNの代謝酵素であるチオプリンメチルトランスフェラーゼ(TPMT)には10種類程度の遺伝子型があり、患者個人が持つ遺伝子型により活性が大きく異なる。そのためより効果的で副作用の無い投薬を行うためには、患者個人に対する投薬量を調節する必要がある。

本検査は赤血球中の6-TGN濃度を測定するものであり、副作用発現回避のために適正な投薬量を決定する有用な指標となる。



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