ノロウイルス検査(食材)
ウイルス性食中毒の主な原因ウイルスとされるノロウイルスの検出を行います。
ノロウイルスによるとみられる食中毒発生状況が近年明らかになってきました。ノロウイルス感染による症状は、激しい下痢、おう吐のほか腹痛、頭痛、発熱を伴うことがあります。
平成9年5月30日食品衛生法施行規則が一部改正され、ノロウイルスが食中毒病因物質として指定されました。
従来原因を特定されずにいた食中毒の多くにノロウイルスが関与した可能性があり、細菌検査に加えてノロウイルス検査を商品の事前チェック項目に導入することは、ウイルス性食中毒の防止に効果的です。
食品中のノロウイルス検査
主要な感染源となる生カキを対象に、ノロウイルス潜伏部位であるカキ中腸腺を材料としてウイルス汚染の有無を判定します。
高感度な核酸増幅法(リアルタイムPCR法)により、微量なウイルスも検出可能です。
検査項目 | 必要量 | 検査日数 |
---|---|---|
牡蠣 | 5ケ | 6営業日 |
二枚貝 | 5ケ | |
その他食材 | 50g |
- ※検体は加工・加熱・生などどんな状態でも検査は可能です。殻付きの場合は、むき身でのご提出をお願い致します。搬送は冷凍か冷蔵でお願い致します。
- ※生カキ以外を材料とした検査も受託可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。
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- 従業員の衛生管理(腸内細菌検査、ノロウイルス検査)