薄層クロマト自動検出装置 イアトロスキャン

FAQ

  • イアトロスキャンは何をする機器ですか?
    イアトロスキャンは有機化合物の分析に適している薄層クロマトグラフィー分析装置(TLC-FID/FPD)です。ガスクロマトグラフィー(GC)では検出の難しい難揮発性物質や、液体クロマトグラフィー(LC)では検出の難しい油脂や脂質などの有機化合物の分離分析に最適で、次のような特長があります。
    • 固定相には、通常はガラス平板上に吸着剤を塗布した薄層(担体)を使用しますが、イアトロスキャンの場合は、棒状のガラスに吸着剤を塗布し、焼結した専用の薄層棒(クロマロッド)を使用します。
    • 検出には通常、肉眼観察のために発色剤の噴霧などが必要ですが、イアトロスキャンの場合は、ガスクロマトグラフィー(GC)などで使用されている、水素炎イオン化検出器(FID:Flame Ionization Detector)や炎光光度検出器(FPD:Flame Photometric Detector)を使用して自動的に検出します。
  • 薄層クロマトグラフィーとはなんですか?
    クロマトグラフィーの一種で、ガラス板等の平板に薄く均一に塗布した吸着剤(薄層)の上に試料をスポットし、溶媒で展開し、分離した各成分を検出する方法です。
  • クロマロッドとはなんですか?
    イアトロスキャン専用の棒状の固定相で、石英ガラス棒に吸着剤(シリカゲル)を塗布、焼結したものです。クロマロッドは通常の薄層と異なり、繰り返し使えて経済的です。また、活性化やクリーニングはイアトロスキャンにセットして空焼きするだけです。
  • 操作は簡単ですか?
    操作はとても簡単です。展開済みのクロマロッドをイアトロスキャンにセットし、スタートボタンを押すだけです。しかも、1サンプル30秒程度と短時間で検出ができます。
  • 前処理は必要ですか?
    特別な前処理は必要ありません。油に溶解できる状態でしたら分析可能です。その他の処理は、使用目的に応じて選択してください。
  • 全自動なのですか?
    検出操作を自動で行います。
  • メンテナンスは大変ですか?
    毎日必要なメンテナンスは特にありません。
  • 販売実績について教えてください。
    イアトロスキャンは世界中で30年以上使用されている信頼のおけるTLC-FID分析装置です。国内でも実績のある石油関連分野はもとより、バイオ燃料関連分野や食品関連などで、アジアや北米、中南米、中東、アフリカ、EU圏など世界各地で使用されています。
    こちらに分析例を掲載しておりますので、ご参照ください。
  • 本体だけで使えますか?
    イアトロスキャン本体の他に、クロマトグラムのデータ処理装置と展開槽やクロマロッドなどが必要となります。そのため、初めて使用する際に揃えておくと便利なセット(スターターキット)をご用意しております。
  • クロマトグラムのデータ処理装置にはどのような製品がありますか?
    パソコン用データ処理ソフトウェアをご用意しています。ご検討の際にご相談ください(パソコンは別途ご準備ください)。
  • 導入費用はどのくらいになりますか?
    分析する試料によって、揃えておくと便利な製品が異なります。ご購入検討の際にはお問い合わせください。目安としまして、235万円程度からとなります。
  • その他に必要なものはありますか。また、設置する場所に条件はありますか?
    水素源の準備が必要です。また、有機溶媒を使用しますので、換気が十分で温度湿度の変化が少なく、直射日光の当たらない室内で使用してください。
    設置寸法は、幅130cm以上(付属機器によって異なります)、奥行き55cm以上をご準備ください。詳細はご相談ください。
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