シスタチンC
イアトロCys-C Ⅱ

汎用自動分析装置用 シスタチンC測定試薬 イアトロCys-C II

シスタチンCとは

シスタチンC(cystatin C)は血清蛋白のひとつで、全身の有核細胞で産生され、システインプロテアーゼインヒビターとして生体内で働いており、ヒト体液中に広く存在しています。血中のシスタチンCは腎糸球体で濾過され、近位尿細管で再吸収されます。

腎機能マーカーとしてのクレアチニンが筋肉量の影響を受けたり男女差がみられるのに対し、シスタチンCはそのような性質がなく、糸球体濾過量(GFR)の測定に優れています。

試薬の特長

  • 国際標準品に準拠しました。
  • 有効期間は15ヵ月へ延長しました。(従来試薬*1は12カ月)
  • 測定範囲が0.1~9.0mg/Lに広がりました。(従来試薬*1は0.1~8.0mg/L)

*1 従来試薬:イアトロCys-C

測定原理

検体(血清または血漿)中のシスタチンCは抗ヒトシスタチンC抗体を感作したラテックス試薬と反応して凝集塊を形成します。この凝集塊を光学的に測定し、既知濃度の検量物質を対照に検体中のシスタチンC濃度を求めます。

基本性能(測定機種H7180)

同時再現性

(n=10) (mg/L)
管理検体Ⅰ 管理検体Ⅱ 管理検体Ⅲ
Mean 0.84 1.94 3.82
Max 0.85 1.95 3.89
Min 0.82 1.92 3.75
Range 0.03 0.03 0.14
S.D. 0.01 0.01 0.05
C.V. 1.23% 0.49% 1.33%

希釈直線性

希釈直線性

最低検出限界

最低検出限界

オンボード安定性

オンボード安定性

※甲状腺機能亢進症や腎移植レシピエント、妊娠後期で血清シスタチンCが高めになることを報告されていて、血清シスタチンCに影響する腎外因子についても注意が必要です。*2

*2参考文献 臨床病理,Vol.63,No2,2015

相関

従来法(mg/L) A社(mg/L) B社(mg/L)

共存物質の影響

ビリルビンFの影響 ビリルビンCの影響
溶血ヘモグロビンの影響 乳びの影響
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